塗装・有機被覆工法

重防食被覆工法

重防食被覆工法は、海上大気中から飛沫帯、干満帯、海水中、海底土中部において適用される工法で、ポリエチレン樹脂やウレタンエラストマー樹脂を工場で被覆します。主に工場で施工されるため、良好な品質管理および量産が可能です。 鋼管杭への適用事例(黒色部位が被覆材)
鋼管杭への適用事例(黒色部位が被覆材)
重防食被覆の模式図
重防食被覆の模式図

1. ポリエチレン樹脂系被覆工法

耐久性、耐海水性に優れるポリエチレン樹脂(熱可塑性)を厚さ2~3㎜程度に被覆する工法です。本工法は、耐衝撃性に優れています。

2. ウレタンエラストマー樹脂系被覆工法

弾性のある(elastic)ウレタン樹脂を被覆する工法です。二液混合硬化型の被覆材を特殊な塗装機を用いて施工し、2~3㎜の弾力のある硬い塗膜を形成させます。


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防食・補修工法研究会