塗装・有機被覆工法

超厚膜形被覆工法

超厚膜形被覆工法は、海上大気中から飛沫帯、干満帯、海水中、海底土中部において適用される工法で、厚さ1~3mmの防食被膜を形成します。
複雑な形状物や大型構造物にも適用可能です。

東京湾横断道路川崎人工島(緩衝工の鋼管外面への適用事例)
東京湾横断道路川崎人工島(緩衝工の鋼管外面への適用事例)
関西空港連絡橋(飛沫帯、干満帯の鋼製橋脚犠牲鋼板への適用事例)
関西空港連絡橋(飛沫帯、干満帯の鋼製橋脚犠牲鋼板への適用事例)

1. 超厚膜形エポキシ樹脂系被覆工法

二液混合硬化型のエポキシ樹脂被覆材を、はけ、コテ、ローラや特殊なスプレー塗装機を用いて1~3mm程度の膜厚に施工する工法です。本工法は優れた耐海水性、耐衝撃性を有する強靭な被膜を形成します。

2. 超厚膜形ポリウレタン樹脂系被覆工法

ポリオール樹脂とイソシアネート樹脂からなる2液混合硬化形の被覆材を特殊なスプレー塗装機を用いて1~3mm程度の膜厚に施工する工法です。本工法は、低温乾燥性がよく、弾力性のある硬い塗膜を形成するため、特に耐摩耗性に優れています。


TOP >技術情報 >塗装・有機被覆工法 >超厚膜形被覆工法
塗装・有機被覆工法
防食・補修工法研究会