調査診断技術

3.鋼材の腐食調査

(1)肉厚測定

一般には、鋼材表面に付着した海生生物を除去して、超音波厚み計で鋼材の肉厚を測定します。残存肉厚を把握することで、鋼部材の耐荷力の評価を行います。

肉厚測定の状況
肉厚測定の状況(超音波厚み計)

また、広範囲のデータを効率的に取得するための新技術として、電磁誘導法による非接触型の肉厚評価技術も開発されています。渦流探傷技術を用いた評価技術であり、海洋生物の除去が不要で鋼材の肉厚を相対的に評価できます。

渦流探傷法の測定原理
渦流探傷法の測定原理
肉厚測定の状況(渦流探傷法)
肉厚測定の状況(渦流探傷法)
※港湾鋼構造物防食・補修マニュアル(2022 年版),p.Ⅳ-7 引用

( 2 )孔食測定

肉厚測定で局部腐食が発見された場合に、デプスゲージなどでその深さを測定し、現有最小肉厚を把握します。

孔食測定
ダイヤル式による測定
ダイヤル式による測定
バーニヤ式による測定
バーニヤ式による測定

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防食・補修工法研究会