金属溶射・めっき工法
1. 金属溶射工法
金属溶射工法は、溶融状態に加熱した亜鉛、アルミニウムなどの溶射用金属を高速で鋼材表面に微粒子として衝突させ、被膜を作る工法です。
2. めっき工法
めっき工法は溶融した亜鉛あるいはアルミニウム槽に鋼材を浸漬して鋼材表面に被膜を形成させる工法です。
亜鉛めっきに比べ、アルミニウムめっきの方が優れた耐久性を示します。※
※参考文献:海洋鋼構造物の防食技術,「海洋鋼構造物の防食技術」編集委員会,2010.3
いずれの工法も海洋環境の鋼構造物に適用する場合は封孔処理した溶射皮膜やめっき上に塗装を施した上で、海上大気中に限り使用されます。
桟橋歩廊への適用事例 |